国内および、海外へと展開・飛躍を続ける味千ラーメンフランチャイズチェーン。繁盛店の味千オーナを取材しました。  


 
 

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味千 青森観光通り店 社主 中野 周一郎氏

青森にないうまさだからあえてチャレンジ全員が一丸となり成長する店づくりへ

青森市栄町のスーパーマーケット店舗内の物件に新たなFCを探していた時、中野氏は新聞で味千拉麺に出合います。「海外にも大々的に進出し、現地で愛されているのはすごい」と、早速東京出張の折、味千池袋店に足を運びます。「変わったラーメン店だな」というのが第一印象。その繁盛ぶりにも驚きました。

 その後、今度は従業員10人を連れて試食させてみたところ「この味は青森には合わないのでは」という意見がほとんど。しかし中野氏は、「熊本のとんこつラーメンは青森にはないうまさ。だからあえて挑戦しよう」と説得し、加盟の検討を始めます。

 そして味千拉麺本部へ連絡。すぐにスーパーバイザーとともに社長も青森へ。青森、弘前、八戸、盛岡などの競合店を試食してまわり、「ベースは味千のとんこつ味を守りつつ、魚介類好きの青森の人に合うラーメンも開発しよう」と約束します。その決断の速さ、積極性と柔軟性、そして何より加盟店の事情に配慮した的確な対応に感心した中野氏。「海外へも大きく拡大しているだけのことはある」と加盟契約となります。

 中野氏は「中野グループ」の代表者。青森におけるダスキンのほぼ半数、小僧寿し40店舗、ミニストップ約60店舗などをもつ、東北でも有数のメガフランチャイジーだ。そういった豊富な経験をもつ中野氏だからこそ、FC契約を行う際は、FC本部や代表者との相性、フィーリングを大切にするとのこと。味千拉麺の社長とつながりあった一瞬でした。

 やがて副社長である長男・良一氏をリーダーとした本格的開店準備がスタート。店長候補以下数人のスタッフが熊本の味千拉麺本店へ研修に訪れます。そして2006年末、いよいよオープンしました。

 中野氏は、今やグループ全体で1500人近いスタッフを抱えておられます。「人が育つことがうれしい。『お宅にはいい社員がたくさんいるね』といわれることが誇り」と中野氏。自身もハートを大切にする経営者であり、「商売は金もうけだけではない。その先に何があるか。それはロマンであり、スタッフ全員にとっての楽しさでなければならない」という経営哲学をもっておられます。それが今日の成長をもたらしたのでしょう。

 その中野グループが本格的に取り組む味千拉麺。青森は土地柄、海鮮をはじめとしたさまざまなラーメンがあり、激しい競争が見られます。そうした中で1号店を成功させ、多店舗展開を図るためには「FC加盟店だからといって、本部の完成されたシステムに頼っているだけでは成功はない。まず自分たちが努力することが大事」とスタッフは口をそろえます。中野氏も「全員が一丸となって努力し、楽しみながら、さらに成長していけたらうれしい。青森観光通り店がどんな店に仕上がり、どんな工夫が加えられるのか、楽しみにしています」と締めくくっていただきました。




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